今日、6/18日は『父の日』ですね。
梅雨入り前後で蒸し暑かったり、雨で肌寒かったりする6月中旬~下旬頃にやってきます。
日頃お仕事で忙しくしているお父さんと顔を合わせる時間も少なく、「なにが喜んでもらえるかな。なにを贈ろうかな・・・」なんて考えているうちに、父の日が過ぎてしまうということにならないように、「父の日は6月」と覚えておき、毎年、母の日が過ぎた頃にカレンダーをチェックしてみてはいかがでしょうか。
「母の日のように父親にも感謝する日を!」と、牧師協会へ嘆願したアメリカワシントン州に住むドット夫人の父親の誕生月が6月で、1910年6月18日の第3日曜日に礼拝をしてもらったことがきっかけだと言われています。
母の日と同様、父の日もアメリカで生まれ育った記念日。では日本にはどのように伝わってきたのでしょうか。
日本ではキリスト教会の働きかけなどによって次第に浸透し、戦後になって普及しはじめました。当初認知度は低く、一般的な行事として盛んになったのは1980年代です。そのきっかけは、デパートが販売戦略の一つとして、父の日をイベント化したことだと言われています。
当時日本に「父の日」イベントはありませんでしたが、アメリカで開催されているFather’s Day Campaignの素晴らしさを知ったことがきっかけで、一般社団法人日本メンズファッション協会が母体となって1981年に「FDC日本ファーザーズ・デイ委員会」が結成されました。
「FDC日本ファーザーズ・デイ委員会」は、父の日にお父さんへの感謝の気持ちを黄色いリボンに託して贈ることを推奨しました。古来よりイギリスでは「黄色」は身を守る色といわれ、そこから「愛する人の無事を願う」色となりました。黄色には「うれしさ」「楽しさ」「暖かさ」「幸せ」「富貴」「希望」「向上」などのステキな意味があります。
ドット夫人が亡父の墓前に白いバラを捧げたことから、父の日のシンボルフラワーはバラですが、日本では、父の日には黄色いリボンをつけたプレゼントを贈ろう!というキャンペーンが広まり、「父の日=黄色」というイメージが定着しました。
普段あまり一緒に過ごせないお父さんと仲良く遊んだり、お父さんが好きなものを食べてもいいですね。