今日から4月。
早いですね。今日は、エイプリルフール。
エイプリルフールとは、4月1日だけは「罪のない嘘やいたずらで笑わせてもいい」という習慣のことです。
日本では「嘘をついてもいい日」とよく言われますが、海外ではエイプリルフールの「嘘」は、ジョーク(joke=冗談)、トリック(trick=いたずら)、プランク(prank=悪ふざけ)という単語で表現されます。ライ(lie=嘘)という言葉はマイナスイメージが強すぎ、あまり使われないようです。
あくまでジョークを仕掛けてみんなで楽しむ日、それがエイプリルフールです。
諸説ありますが、海外の民俗学的な分析では、春の到来を祝うお祭りだと推測されています。
期間限定でルールが取り払われ、ある程度の不正やいたずら、ウソが許される…というのは、世界中で見られるお祭り文化なのだとか。
エイプリルフールに嘘をつくときの基本ルール
エイプリルフール
・人を精神的にも肉体的に傷つけない
あくまでユーモアの日であって、全員が楽しい気持ちになることが目的です。終わったときに、関係するすべての人にとって、面白いものであることを目指しましょう。
・財産上の損害を与えない
物を毀損(きそん)しないこと。違法なことが一切行われないのは当然ですね。
・「だまし」を含む
例えば、 “お祭りでいたずらをする”という同様の習慣は、秋のハロウィーンにもあります。
ハロウィーンの場合は、「窓を石けんで洗う」「車に卵を投げる」「トイレットペーパーで家を覆う」など、わりと直接的。
エイプリルフールでは、ちょっとした「だまし」を入れるのがポイント。エッ!?と思わせてから、タネ明かしで噴き出させる…というひねりこそがエイプリルフールなのです。
「嘘は午前中だけ。午後にネタばらし」という風習も!
でも、あまり、嘘はよくないですね。