四季の彩り

『フラワー講習会』と 秋の『お彼岸』

今日は、西武小田原 カルチャーセンター小田原 にて『フラワー講習会』を開催してます。毎月第3水曜日午前10:00~12:00の予定であります。

毎月、季節に合わせてフラワーアレンジメントを作ります。初心者の方にも講師がアドバイスしながら、作りますのでどうぞ興味がある方は、お気軽にご参加くださいませ。

参加ご希望の方は、カルチャーセンター小田原までお問い合わせください。

また、9月20日(水)は『彼岸の入り』です。先祖を敬い亡くなった人々をしのび供養する行事のひとつとして、春と秋に「お彼岸」があり、墓参りへ出掛ける人も多いのではないでしょうか。

2023年の秋のお彼岸は、国民の祝日「秋分の日」でもある9月23日(土)を中日(ちゅうにち)とし、前後3日間を加えた7日間になります。初日の20日(水)は「彼岸入り」、最後の26日(火)は「彼岸明け」と呼ばれます。お彼岸には仏壇や墓所への供え物や親族同士のお茶請けなどとして、春には「ぼた餅」、秋には「おはぎ」がよく食されます。

春は「ぼた餅」秋は「おはぎ」の理由

当時は、ぼた餅には『母多』という文字が使われ、おはぎは『萩の花』とも呼ばれていたことがわかります。ぼた餅とおはぎ、どちらが先かは不明ですが、『本朝食鑑』の表記からは、初めに『母多餅』という名前があり、その別名・異名として、『萩の花』があるというふうに読み取れるようです。呼び方の違いはどんな理由によるのでしょうか。「ぼた餅とおはぎの呼び分けについては、春のお彼岸には春に咲く牡丹(ボタン)の花に見立てて『ぼた餅』と呼び、秋のお彼岸には秋に咲く萩(ハギ)の花に見立てて『おはぎ』と呼んだという説が、多く語られているようです。

今日から彼岸入り 「ぼた餅」と「おはぎ」の違いとは?

ぼた餅や、おはぎは、鎌倉時代には、すでに作られていたようです。「ぼた餅は、鎌倉時代には宴席などに用いるごちそうとして作られていたようで、古くは『かいもち』と呼ばれていました。かいもちは掻き餅ひ(かいもちい)の音便で、掻き練りもち、粥餅の転訛(てんか)したものという説もあります。かいもちがいつ頃、ぼた餅と呼ばれるようになったのかは定かではありませんが、似たような菓子そのものは、鎌倉時代にはすでにあったようです。

春の牡丹に由来するぼた餅とともに、秋を代表する萩の花が由来のおはぎ。呼び方はそれぞれ異なるかも知れませんが、近づくお彼岸には先祖の供養とともに、季節のうつろいを愛でたいにしえ人への思いもはせながら、味わってみてはいかがでしょうか。

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